日本には、四季がありますが、季節の変わり目、気温の変化や、梅雨の時期などの天気の変化で、体調を崩す方は多く見られます。
今回は、その中でも「偏頭痛」についてお伝えしていこうと思います。
「偏頭痛」はWHO(世界保健機構)によると、世界的にみても、病院を受診する症状で最も多いうちの一つになります。
偏頭痛の症状として、代表的なものが
・頭の片側または両側に強く脈打つような痛み
・めまい、視力への影響、光に対して過敏になるなどの症状を伴う場合があります。
期間としては、
数時間~数日にわたるケースもあります。
原因として、
自律神経の問題・ストレス・食生活の問題などに大きく分けられます。
食生活からの偏頭痛の割合は実に30%にものぼります。
今回は、特に食生活の乱れからの偏頭痛について、影響のある食べ物と飲み物をピックアップして紹介していきます。
1.ビール
ビールに含まれる成分である、「チラミン」とアルコール成分が頭痛を引き起こします。
これらの成分は、生体内のあらゆるところで、炎症を引き起こす刺激成分ですので過剰に摂取すると
代謝に影響を与え、「偏頭痛」を悪化させる要因の一つになります。
2.赤ワイン
赤ワインに含まれる、「チラミン」「フェノール」はビール同様に、
生体内のあらゆるところで、炎症を引き起こす刺激成分ですので過剰に摂取すると
代謝に影響を与え、「偏頭痛」を悪化させる要因の一つになります。
適度な量のワインは、抗酸化作用がある事から、身体の血液循環を改善してくれる効果もあるので、量を調整してうまく付き合いましょう。
3.コーヒー
カフェインを含む代表的な飲み物はコーヒーですが、それ以外のカフェインを含む飲料でも、過剰摂取による、「頭痛」「偏頭痛」の原因になります。
あなたの食生活の中で、コーヒーやお茶などで水分補給をしている場合、少し量を見直して、水分補給は「水」で行うのが良いでしょう。
4.チョコレート
チョコレートにも「チラミン」が含まれています。
これもまた大量に摂取する事で、血管の拡張を引き起こして、「偏頭痛」のリスクの1つになります。
しかし少量のチョコレートは抗酸化作用から、循環機能や認知機能などの改善に役立つ事もあります。
チョコレートはなるべく、カカオ70%以上のものがよいとされています。
漂白された砂糖などの入ったものは、逆に身体の様々な機能低下を引き起こしますので、糖分はなるべく自然の食物である「果物」などから摂取する事をお勧めします。
5.チーズ
チーズに含まれれる「タンパク質」と「脂質」は過剰にとりすぎてしまうと
頭痛の他に視力障害にも影響があると言われています。
チーズ好きな方は、量をコントロールしましょう。
6.加工肉
慢性的な「片頭痛」がある方は特に加工肉の接種は控えめにしましょう!
加工肉に含まれる、「亜硝酸塩」「硝酸塩」はガンのリスクを高める添加物です。
これらが身体の炎症と脳への血流増加を促すことから強い頭痛がおこる可能性があります。
7.揚げ物
揚げ物以外にも、高脂質の食べ物に大量に含まれている
「飽和脂肪酸」は特定体内組織での炎症を起こし、偏頭痛の症状を引き起こしやすいリスクの1つだと言われています。
また「コレステロール」「中性脂肪」の値も上がりやすくなるので血圧が高い方や、心臓に問題を抱えている方は、合併症の予防にもなるので、見直してをおすすめします。
8.小麦粉
小麦粉を含めた精製された穀類は、グルテンを含む食品は「偏頭痛」のリスクになる可能性があります。
またそれらは体内で消化されにくいので、胃腸の機能低下・代謝機能の低下・体内での炎症が起こります。
まとめ
今回の食品だけが、「偏頭痛」を引き起こす原因ではありませんが、慢性的に「頭痛」「偏頭痛」に悩まされているなら、食生活の見直しから始めるのが良いと思います。
まず水分補給が最低1ℓ以下でしたら、こまめな水分補給を毎日心がけ、加工食品やお菓子、清涼飲料水など毎日食べているようであれば、食生活の改善をすることで、「頭痛」「偏頭痛」などの長年の症状も良くなる場合が多いです。
当院ではカイロプラクティックケアと並行して、こまめな水分補給を1ヶ月続けた結果、10年以上あったつらい偏頭痛が改善された患者様も何人もいました。
まずは、生活習慣である、食の見直しから意識していくことをしていきましょう!
お電話ありがとうございます、
宮田カイロプラクティックでございます。